Google AdSense に承認されない原因と効果的な対処方法【17回目で承認】

孤独のIT

軽い気持ちで、Google AdSenseでこのブログに広告を貼ってみようと思ったら、意外なことになかなかつらかったのでログを残してみました。おそらく、このページに辿り着いたあなたも同じようなつらさを味わっているのでしょう。あきらめずに思考と行動を繰り返せば承認してもらえると思うのでがんばってください。

Google AdSense 申請13回目で承認されました
Google AdSense 申請117回目で承認されました

訂正: 数え間違えてました。申請13回目ではなく17回目です。

Google AdSense で承認されない原因

ググってみるとあちこちのサイトでわかったような風に色々と書かれていましたが「結局のところ誰にもわからない」ということがわかりました。Googleのことだからほとんどプログラムで自動判定されてそうだし、本当の理由はGoogleの中の人でさえわからないのではないでしょうか。

一応、Google AdSenseの画面で理由が示されますが、私が対面した中で最も多かったのが以下のものです。

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されているサイト)について

AdSense のプログラム ポリシーに記載されているとおり、ユーザーにとって価値がほとんどないページやアプリ、または広告の比率が高すぎるページやアプリには Google 広告が表示されません。これには、第三者が提供するコンテンツに付加価値を付けずに、コンテンツをコピーまたはリライトしたページやアプリが含まれます。詳しくは、Google のウェブマスター向けの品質に関するガイドラインで、付加価値がほとんどなく、内容が薄いコンテンツに関する記事をご覧ください。

Google AdSense

「複製なんかしとらんわ!」と思ってしまいますが、ここで怒っても何にもなりません。価値があると信じるものを淡々と書くべきです。しかし、実際にそうなってみると思いのほかつらいということがわかりました。がんばって…

それにしても、「Google AdSense 承認されない」などでググると、(個人的には)全く質が高いと思えるコンテンツが上位に来ないので、「Googleの考える質の高いコンテンツとは一体なんなのか…」となってしまうのでよくない。最近、色々なキーワードでのGoogle検索でそう感じるので、なんとかして欲しいものですね。

Google AdSense で承認されなかったログ

2016年7月14日 Google 「AdSense アカウントの閉鎖について」

数年前に試しに登録しただけのアカウントが残っていて、ずっと放置していたら閉鎖されたようです。特に使っていなかったので、そのまま放置しました。

2017年10月1日 Google AdSense アカウントに再登録

全く覚えていませんが、なんとなく再登録してみたようです。この時は「不十分なコンテンツ」で不承認となりました。真面目にやってみたわけではないので、再び放置することになりました。

2018年8月3日 不承認通知 「不十分なコンテンツ」

「不十分なコンテンツ」で不承認となっていました。再申請したのかどうかも憶えていませんが、おそらくしたのでしょう。

2018年8月30日 不承認通知 「Google のポリシーに準拠していないサイト」

「Google のポリシーに準拠していないサイト」という理由で不承認となっていました。これも再申請したことを憶えていない…あんまり真面目にやる気がなかったので…

2018年9月12日 不承認通知 「Google のポリシーに準拠していないサイト」

上記同様の不承認通知。やはり憶えていませんが、この時点ではほとんど有効なコンテンツがないサイトだったと思います。

2019年1月15日 不承認通知 「AdSense へのお申し込み状況について」

この通知メールから、理由がメール本文に書いていません。Google AdSenseのWeb画面を記録していなかったのでもはや理由はわかりません。この後、続けて24日、29日、30日、31日に不承認通知を受信していました。(もちろん、その度に再申請していました)

あまりにも承認してもらえないので、この次から「不承認理由」と「作業内容のログ」を残してみることにしました。

2019年2月5日 サイト名称を変更、公開記事数を削減、Amazonアソシエイトリンクを非表示

  • 公開記事数を 48 → 36 にした。文字数が少ない(概ね1000文字未満の)エントリとコードの割合が高いエントリを非公開に。
  • GitHub Pagesで2013年に作成して放置してた同名サイト(「そのほうこうにはだれもいない。」)を削除。
  • ブログ名称を「そのほうこうにはだれもいない。」から「けーのブログ」に変更。
  • Amazonアソシエイトのリンクを非表示に。
  • プロフィールページを作成。
  • 12時頃再提出 → 2月7日11時不承認

2019年2月7日 公開記事数を減らした

  • 公開記事数 36 → 21 にした。Twitterの埋め込み引用が多いエントリと内容が薄いと感じるエントリを非公開に。
  • WP Multibyte Patch プラグインを導入した。文字数を知りたかったため。(しかし結局「単語数」という表示になっているので意味なかった)
  • 再提出→2月8日22時35分不承認

2019年2月13日 非公開記事をすべて戻した、Amazonアソシエイトリンクを復活、サイドバーの文字数を削減

  • 非公開にしたページを全部公開にした。
  • Amazonアソシエイトのリンクを復活させた。(プラグインを更新した)
  • サイドバーの「このサイトについて」の自己紹介文を短くした。
  • 14時30分頃再提出→21時00分不承認

2019年2月15日 記事を書いた

2019年2月18日 記事を書いた

2019年2月21日 記事を書いた

  • 記事を書いた→ https://2502.net/archive-emails/
  • 「不承認の理由」の画面が出なかった。もう既にやったのかも(鳥頭)
  • 12時16分頃再提出→2月23日20時05分不承認

2019年2月24日 記事を書いた→通知が変化

  • 記事を書いた→ https://2502.net/hatsune-miku-yomiuriland-2019/
  • 21時頃再提出→2月28月23時頃不承認、違う文面が来た
  • AdSense上では「価値の低い広告枠: コンテンツが存在しない」に変化した

このたびは AdSense に関心をお寄せいただきありがとうございます。お客様のお申し込み内容を確認させていただいたところ、当プログラムのご利用要件を満たしておられないことがわかりました。そのため、申し訳ございませんがお申し込みを受け付けることができかねます。

Google AdSense のメールより

2019年3月1日 内容の薄いページを1ページにまとめた→承認された

  • 13時50分頃、一部内容が少ない記事を非公開にした。雪ミクココアのサイン記事をリダイレクトに。
  • Google Search Console を開いたらサイト確認を求められたので、確認コードをDNSのTXTレコードに保存した。
  • /profile/ での確認コード出力をしないようにした(広告を表示させないページとした)。
  • 21時18分再提出→3月2日3時56分承認された。

まとめと効果的な対処方法

本当のところは何が効いたのかわかりませんが、「不承認の理由」を額面通り受け取ってもあまりよくないということはわかりました。

重要なことは、不承認となったとしても「あなたのサイトがGoogle AdSenseというシステムに適合しなかった」だけあって、「あなたが誰かに否定された」わけではないということです。特に傷つく必要はありません。がんばったのに認めてもらえないのはムカつきますが、相手は自動化されているプログラムなので仕方ありません。相手に期待するのはやめましょう。

私が考える効果的な対処方法は以下の通り。

  1. 内容の薄いページは内容に沿って1つのページにまとめる。
  2. サイドバーなど、全ページに出力される文言は本文より短くする。
  3. 淡々と更新を続ける。
  4. 明らかに内容の薄い他人のサイトにGoogle AdSenseが貼ってあってムカつくけど淡々と更新を続ける。
  5. 明らかにクソな他人のサイトにGoogle AdSenseが貼ってあってムカつくけど淡々と更新を続ける。
  6. 淡々と更新を続ける。
  7. 淡々と更新を続ける。
  8. 淡々と更新を続ける。

要するに認めてもらえるまで淡々と更新(記事の投稿)を続けて再申請を繰り返すのが最も早いです。がんばりましょう。

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