ドライブ大好きマンのけーのです。ペーパードライバーだったのに、アメリカ横断したらそうなった。
dwango×Honda×初音ミクコラボ企画の osoba 、その企画で作られた「矢吹健太朗先生描き下ろしの初音ミクさんイラストラッピングのHonda S660」(以下、osoba S660)が、レンタカーとして借りられるとのことで、最初に借りて乗ってきました。
osobaのネタバレがいくつかあるので、自分で試すまで見たくない方は見ないように。
osoba S660と雪ミクココアを並べてみた
HondaさんのS660はたまに路上で見かけますが、「雪ミクココアちゃんと並べても小さい」というのが率直な印象。それにしても『ダイハツ史上、最初のミク。』はなかなかいいオマージュじゃないですか。使っていいですよ(誰が)。
osoba S660 レンタカー契約
今回は、Honda Cars 東京中央 環七大谷田店にお世話になりました。
osoba S660は、『Honda Cars 東京中央』のお店ならどこでも借りられます。もちろん事前予約が必要です。ちなみに『Honda Cars 東京』は系列が違うのでダメです。ややこしい。
よく考えると、日本でレンタカーを借りるのは初めての経験でした。短時間であることもあってか、契約時の説明は短めでした。
ここで、osobaの企画開発チーム(?)のドワンゴさんとホンダさんの方から、インタビューを受けるという形で雑談みたいな話をしました。ぶっちゃけると「osobaはどうも商業臭ビジネス感が強くて今までの初音ミクコラボとは違う雰囲気がありますけど大丈夫ですか?」ということをオブラートに包んで話しましたけど伝わったでしょうか…。あと話し忘れたのは『矢吹先生のイラストが実質一枚しかないのでさみしい』ということです。せっかくの衣装デザインがもったいない感が…。
まあ、1年間の時限企画みたいなので、それでもいいんでしょうかね。うーん。
Honda S660というクルマについて
S660の基本的な仕様
車好きは当然、私なんかよりも詳しく知っているでしょうが、クルマにあんまり興味ない人向けに雑にまとめておきます。
- Hondaの軽自動車、スポーツカー。
- オープンカーになる。屋根の付け外しは手動。屋根を外した時は、車体前方のボンネット部分に収納できる。
- とにかくドライブを楽しむためのクルマ。
- 車体が小さくて軽いので、普通のクルマに比べて速い。加速とか。
- 軽自動車なのでエンジンも小さいけど、ターボチャージャー付き。
- MR車。エンジンが車体の真ん中にあるので重心が真ん中で、後輪に動力が伝わって走る。詳しくはWikipediaのミッドシップの項でも。
- 荷物が絶望的に載らない。載せるスペースがない。
- 荷物が絶望的に載らない。
- 荷物が絶望的に載らない。
いやほんとに荷物載らないですね…話には聞いてましたが。荷物に関しては『二人乗れる四輪バイク』くらいに考えておいたほうが良いかも。一人で乗れば、助手席が荷物置きになりますが…
あと、あんまり小さいので身体が大きい人には運転できないとか。身長170cmくらいの私は全く問題ありませんでした。
osoba S660のグレード、仕様、見た目
- グレードは聞き忘れた。無念。
- ミッションはCVT、パドルシフトあり。
- パドルシフトでは7段変速する模様。
- CVTだから「それっぽく変速する」だけ。
- 数秒間変速しないと(?)勝手に自動変速モードに戻る。
- 既に50000km以上走ってた。
- 近づいてよく見ると、結構イラストの解像度が低くて粗い。
- サイドミラーのステッカーの処理が割と雑だった。
- かわいい。
- osoba用のiPhoneは装着済み。(iPhone 7かな?)
- iPhoneは、背面に金属プレートがくっついていて、エアコン吹出口に装着されたマグネットに固定されている。
- iPhoneはワイヤーでロックされている。
- ETC搭載。自分のETCカードを挿せば使える。
osoba S660をレンタルして走り回った
出発: Honda Cars 東京中央 環七大谷田店
当日は快晴だったので、せっかくだから俺はこの赤の扉を選ぶぜ!くらいのノリで、屋根をオープンにしました。というかホンダの人がやってくれました。ありがとうございます。
出発してみると、まず感じたのがいつもよりもずっと視点が低いこと。そりゃ雪ミクココア(ミラココア)との比較だから当然です。そのせいで、普段よりもスピードが出ている感じがある。
信号待ちに入るとトラックの排ガスがちょっとつらい。それから、エンジン音が後ろから聞こえてくるのはなんか妙な気分というか、後ろに誰もいなくても後続車がいるような気がしました。
走行中の気分は爽快でした。開放感とはこのことか。運転席はちょっと狭いが。
首都高速向島線に乗るところで螺旋状のICを通過。少し速くても安定してぐんぐん曲がれる感覚あり。ハンドルは硬くてクイックかな?と思いました。
高速道路に乗って速度を上げていくと、なかなかの風切り音。80km/hを超えてくると、助手席の嫁と会話するのにやや大きめの声を出さないといけない感じになります。
加速は良い感じです。さすがに軽でNAエンジンで車重も随分違う雪ミクココアちゃんとは圧倒的な違いがありました。友人のCR-Zを運転した時と比べるとすごい加速と言うほどでもない感じです(モーターアシストは「おおーっ」てなる)が、合流や追い越しの際にパワー不足を感じることはありませんでした。
このあたりで、小型の三脚に付けてダッシュボードに置いといたアクションカムが横に転がってた。なんか固定するものが必要ですね…
守谷SA(サービスエリア)
ちょっと止まって飲み物を購入。サービスエリアで何かセリフを言うかな?と期待したけど特に何もなかった。後で知ったけど、対応してるランドマークって都心と大阪あたりがほとんどですね…
高速道路を降りると、郊外の国道や県道をのんびりドライブに。S660はこれが一番合っている気がしますね。高速道路だとちょっと速度がありすぎて風切り音がうるさいし、風が冷たいし、周りの景色を楽しむ余裕も少なめなので。
ちなみに、温かいペットボトルのほうじ茶を買ったのですが、間もなく冷たくなって発見されました。オープンカーは風がすごすぎる。
筑波山のお土産屋さん「はつね」
筑波山の山道を楽しみつつ、何度もお邪魔しているお土産屋さん「はつね」に到着。なぜ何度も来ているかというと、「はつね」だからです。
osobaのセリフは特になかった(そりゃそうだろう)。
お店ではおいしい「筑波うどん」や「おでん」や「カレー」などが食べられます。正月に行くとみかんがもらえたりもらえなかったりします。よく晴れた日には、お座敷から東京スカイツリーを見ることができます。
しかし、今回は時間がないのでお店には入らずに次へ。
セブンイレブン
おトイレ借りて、軽く食べられるおにぎりなどを購入。
めっちゃ目立ちますね。小さいのに。
幕張メッセ
初音ミクさんの一番大きなイベント「マジカルミライ」を3回もやってる幕張メッセなので、当然何かしゃべるだろうと思ったら特に専用のセリフはありませんでした。なんでやねん。
記念撮影スポットがすぐに見つからなかったので、停まらずに次へ。
東京ディズニーリゾート
幕張から横浜へ向かう途中、湾岸線を走ってたら突然ミクさんが「お城が見えるよ!行ってみたいな~」みたいなことを言うから、お城みたいなホテルに行きたいなんてミクさんえっちじゃん…と思ったら違ったらしい。
崎陽軒中華街店
現在進行形で初音ミクさんとコラボしてて、お店もラッピング(ポスターとか)されている崎陽軒中華街店へ。ご覧の有様だよ。
これ、本当にすごいと思うんですよ。小学生はおそらく一度も見たことないであろう矢吹先生デザインの初音ミクさんを見て一瞬で認識できるのだから。
崎陽軒本店
せっかく横浜まで来たんだからシウマイ買うくらいしようや、と思ったらご覧の有様だよ。早く来ないと買えないのでした。
ちなみに、近くでコラボ中の「横浜人形の家」は、クルマと一緒に撮影できる範囲にミクさんがいないと思ったのでスルーしました。
スポーツ報知
初音ミクさんの号外を何度も出したりなどのコラボをしているスポーツ報知さんが見えたので撮影。
東京タワー
東京タワーのライトアップの電気代とか正直どうでも…なんて思ってませんよ。
日本武道館
初音ミクさんは、2015年の「マジカルミライ」で武道館にてライブをやっています。ミクさん、幕張メッセのことはすっかり忘れてたけど、日本武道館については憶えていてくれたようです。それともやはりミュージシャンにとっては重要な意味を持つ場所だからかな。
東京ドーム
2012年、初音ミクさんは東京ドームシティホールで「最後の大感謝祭」という、未だに初音ミク史上最高とも言われるライブイベントをやったのですが、そっちじゃなくて東京ドームのほうのようですね…
秋葉原
幕張メッセのことも思い出してあげてください。
浅草の金色のオブジェ
ずっとうんこだと思ってた…
東京スカイツリー
スカイツリーはきれいですね。
返却: Honda Cars 東京中央 環七大谷田店
近くのENEOSに入ってガソリンを満タンにし、返却しました。たぶん、400km弱くらい走りました。お世話になりました。
osoba S660 感想
iOSアプリの osoba についての感想
- 一番好きなセリフは「自分で運転してね。」です。あれは好き。
- 「運転上手ですね」みたいな褒めてくれるのは良い。もっと言って。
- 基本的にしゃべりすぎでは…ハンドルやウィンカーをちょっと操作するだけで喋り始めるのは正直やかましい感が。
- 一つのセリフを喋ってる間になにかトリガーが発生すると、再生中のセリフをキャンセルして喋り始めるのはなんかなあ。ナビじゃないんだから。
- アプリが結構不安定。2時間に1回くらいの割合で静かになった。
- アプリの再起動や、カーオーディオの電源ボタンオフ・オンで直る。
- もうちょっと歌ってくれ。
- どうしてもセリフが少ないと感じてしまう。
- あんまりしゃべるとキャラの解釈違いで事故が発生するので、うーん…
- 一人ドライブ中の賑やかしには良いですね。
- 霧島レイさんのほうが完成度が高いと思ったので、継続するなら研究してほしい。
Honda S660 についての感想
- オープンカー楽しい!爽快!
- 排ガスはちょっとアレだけど結構慣れる。
- 実用性の問題というか荷物が乗らないので買い物には使えないなあ。
- 風が強いので乾燥する。
- 案外寒くない。夏は暑そう。
まとめると、なんだかんだで楽しめました。ありがとうございました。